Coping with Uncertainty
不確実性に対処する
By Elaine - 50 Comments
私たちHSPは現在、個人的な意味でも、そしてグローバルな意味でも、きっと不確実性にはまり込んでしまっていることでしょう。私たちは不確実性を嫌います。なぜならHSPは判断するまでとても深いプロセスをたどるので（悪戦苦闘する）、不確実な要素や、将来への影響が非常に多い時には一番辛くなってしまうからです。私たちHSPは、未来に起こるあらゆる可能性を想像できます。でもその未来はコントロールすることができません。
現在、ほぼあらゆることに私たちの深い処理が求められています。これをすることにどれだけのリスクがあるのか？ この活動に参加してもだいじょうぶだろうか？ この状況、あるいはこのお店に入ってもだいじょうぶだろうか？ 友達と遊びに行ってもいい？ あるいは何もしないで安全でいるべきか？ 自分のマスクはどうだろう？ これで大丈夫だろうか、それとももっと良いものにすべき？ 金銭的にはどんな影響があるだろう？ 一部を運用に回すべきか？ もっと摂った方が良いサプリメントや食べ物はある？ 孫や高齢の親、あるいは会いたがっている友人を避けた方がいいだろうか？ あるいは会っても安全だと話した方がいい？ 健康診断を受けたり、健康問題をチェックした方がいいだろうか？ それとも病院自体に行かない方がいいだろうか？ 落ち着きがなく、勉強や友達に飢えているわが子を学校に戻すべきか？ ワクチンは安全だろうか？ （ウィスルは）空気中のどこにでも漂っているのだろうか？ いったいいつまで続くのか？ 私や愛する人が感染してしまわないだろうか？ その後ダメージはずっと続くのだろうか？ もしかしたら死んでしまわないだろうか？
以前私は、HSPが決定することをテーマにブログを書きました。でもそこで書いたことの多くが、現在の状況では当てはまらなくなっています。例えば、後で決定が間違っていたと分かった時にそれをどう取り消すかや、長い目で見れば、その決定がそれほど悪くはないということを認識する方法などについてです。covid-19に関しては、ほとんどの決定は間違っていたと分かっても覆すことはできません。また言うまでもありませんが、一つの間違った決定が、とても悪い結果を招くことだってあり得ます。
ですから、ここでの私のアドバイスは説得力に欠けてしまうかもしれませんが、それでも紹介してみようと思います。まず最初のステップとして、この不確実性のTSUNAMIを、あなたのスキルや許容範囲を高めるものとして捉えてみる。私たちHSPは、この不確実性と対峙し、苦闘することで、これらを乗り越えるエキスパートになれるかもしれません。これまで得たあなたの知識や、状況に対するあなたの直感を生かしながら、行動してみてください。
次のステップです。先人のブッダの言葉に耳を傾けてみる。”変化はこの世に存在するすべてのものの本質である”。私たちを取り囲むものに永遠のものはなく、私たちもまた同様です。もし”今”や、covid以前の世界に執着したら、幸せはやってこないでしょう。もちろんできる限り安全でいてください。でも一方で、現在の状況に対して、このブッダの心構えを持ってみてもいいと思うのです。
人の脳もまた日々変化する、ことを受け入れる。いつもブッダのようにいることは難しい。最高の気分、最高の自分、賢い自分、いつもそういった自分でいようとしてもそうはいきません。どれだけ訓練したとしても、毎日最上の自分でいることはできないでしょう。これは、平安でいるためにあなたにできる努力（例えば、瞑想する、自然の中で過ごす、刺激過多を避ける、休息を取る、人を頼り必要なサポートを得る、など）をしなくてもいい、と言う意味ではありません。ただそれ以上に、永遠に続くものはない、ということを覚えておいてほしいのです。ですから、あなたが自分の気持ちをうまく調整できない時は、どうかそんな自分自身に優しく、そして寛大になってください。
ブッダ、キリスト、老子、ルーミー、そして多くの先人たちは、“万物の流転・変化・消失“への解決策は、すべての名前や属性を超え、木の中の樹液のように、あらゆる存在に隠れている不変の存在に心を開くことであり、正しい導きがあれば、それ自体不変の意識状態として自分の内に容易に見出すことができる、と話しています。だから、もしあなたが望みさえすれば、”神の王国“はあなたの内に経験できるでしょう。
まずはあなたにとって不変なものはなにかをはっきりさせてみてください（ヒント：おそらくそれは、究極的には、スピリチュアルな回答になるでしょう）。そしてあなたの中にあるその不変のものと、できるだけ多くの時間一緒にいてみてください。ずっとはむりかもしれません。でもそこにあることを知り、心の中で思い浮かべるたびに触れ合えたら、それはきっと真の助けとなるはずです。
ところで…私たちHSPや、私たちに近い人たちは、きっとかなり高い確率でこのウィルスにはかかっていないだろうと確信しています。なぜなら、私たちはこうした脅威に生き残れるよう完璧にデザインされた直感（DOESを思い浮かべてみて）を備えているのですから！
